女性には笑顔でいてほしい。と女性の周りにいる人はいつも願っています。
血のにじむような努力をしているあなたを見て、周りの人は
「愛おしいなぁ」「かわいいなぁ」と思うでしょうか。
「あなたのためにこれだけの努力をしているんだから!」と
言われても周りは引くだけです笑
まず自分が笑顔になるために『がんばることが正義』という呪いを手放しましょう。
あなたが誰かに仕事をゆだねれば、
あなたにゆとりができる。
そのゆとりは心の安定と女性ホルモンの安定をもたらします。
セミナーをやっていると、あらゆる方が様々な思い込みを握りしめていることを知ります。
その中には、こちらの想定外のものも多いのです。
「努力は報われなければならない」とか
「一度始めたらやめてはいけない」とか
「頼りがいがある人であるかどうかが仕事をする上で大切である」とか
「みんながそうしてるから」とか。
多くは幼いころに親御さんから刷り込まれた思い込みですが、
これを私は「呪い」と呼んでいます。
でも、呪われていることに本人は氣づかない。
そして周りもその意識を掘り下げることもないので氣づかない。
誰にも認知されないままその思い込みをずっと握りしめたまま大人になって、さらにそれを子育てという段階で次の世代に刷り込む。
これが呪いの恐ろしいところです。
でも、呪われているのでどんどん自分の心を息づらくし、
子供の心までも息づらくなるのです。
そして物心ついたころには、
「親の期待に応えなければ自分はありのままでは愛されない」
と同時に思って生きていくことになる。
では、どこでこの呪いを解くことができるのでしょうか。
ヒントは、あなたの目の前の人が教えてくれることが多い。
目の前の人が例えばあなたの呪いに反する言動をすると、
あなたは不快に思うでしょう。
イラッとするでしょう。
そしてその人に攻撃するかもしれません。
例えばマスクがわかりやすいかと思いますが、
パンデミック真っ只中、マスクは義務ではなく努力義務でしたね。
そしてスーパーなどでも、
義務づけることは日本国憲法の人権侵害にあたるので日本国内ではできませんでした。
ところが、マスクをしていない人を見て怒る人が一定数いましたよね。
この人たちがマスクをつけていない人を見て怒るのは
決して正義感ではありません。(正義感の皮を被った呪いw)
本当は自分もマスクはしたくない。
でも「それが正しい」と世間が言っていることに屈している。
なのに自分の目の前の人はその「みんなで守ろう」というルールさえも無視している!
と怒るのです。
自分が我慢していることを目の前の人が我慢せず自由にしていると腹が立つのです。
それは、目の前の人のように自由にふるまえない自分に、実は腹を立てているの。
だから、マスクをしていない人がマスクをしている人に「マスクなんて酸素不足になるからやめろ!」
とは言わないわけです。笑
自由に自分の意思に沿って選択しているのだから。
目の前の人は自分の鑑(かがみ)。
不快な人が多い環境にあなたがもしいるとしたら、多くの呪いにかかっていることを暗に教えてくれているのです。
なので、不快なことがあった時は、「私はなぜこの出来事に腹を立てたのだろう?」と
一度自分とミーティングしてみることをオススメします。
これを内観とか内省と言います。
この頻度を増やしていくことで、何層にも覆いかぶさった自分のホンネが
やっと芽を出してくるのです。
身ぐるみはがされたそのホンネは、あなたに氣づかれたとき、
やっと「氣づいてくれてありがとう」と息を吹き返します。
これが呪いを解くカギです。
自分では氣づきにくくムズカシイ。
その呪いを解いた先に豊かな幸せを感じられる人生があるのです。
新講座ではそんな自分との内観もやっていきます。